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逮捕術

 日本拳法は、警察の逮捕術や自衛隊の徒手格闘のベースとなった総合格闘技で、警察や自衛隊の訓練に取り入れられている競技武道です。

 「突き」「蹴り」「逆(さか)」「投げ」「締め」「固め」「警棒」「警杖」「施錠」など総合格闘技的な要素を持つが、あくまでも「相手を逮捕するための技術」であり、格闘技や軍隊格闘術のように抵抗出来なくなるまで打ち倒すことが目的ではありません。犯人に過剰なダメージを与え殺傷すれば事件の捜査や裁判に支障をきたし、人権上の問題も生じるため、打撃は逮捕に必要な最低限となるように指導されています。

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【写真】逮捕術大会で素早く技を繰り出す出場選手
 

県警逮捕術大会・愛媛新聞

240人が技と気力競う 県警逮捕術大会 | 愛媛新聞ONLINE 2014年02月07日(金)

 容疑者の身柄確保の技術など日ごろの鍛錬の成果を競う県警の逮捕術大会が7日、愛媛県松山市市坪西町の県武道館であり、県内各署や県警本部の約240人が熱戦を繰り広げた。
 開会式で杉内由美子警務部長が「打撃を最小限にとどめて制圧する逮捕術は職務遂行に必要不可欠。現場執行力の向上を図ってほしい」と激励し、西条署の稲田桂之巡査部長(32)が「鍛えた技と気力を発揮し、正々堂々戦う」と宣誓。松山東署員が武器を持った男2人を制圧する模範演技を披露した。
 試合は実戦を想定し徒手対短刀、警棒対短刀などの異種目戦も行われ、有効打が決まると同僚らから拍手と声援が送られた。
 

日本拳法 今治拳友会